最近のトラックバック

« 初級茶芸師 資格取得スタディツアー | トップページ | FIFAワールドカップのポスター »

2006年6月 9日 (金)

水都遊覧

只今、大阪歴史博物館 にて特別展「水都遊覧」、特集展示「甲冑・馬具・刀装-太田四郎氏寄贈品と武具の優品」を開催中。6/12まで。

昔、大阪は水の都、と言われていましたが、今はその水が流れていたところが埋め立てられて道路になっているので、今ひとつピンとこないかもしれません。この特別展では、今の大阪市内にあった水路や大川などを利用して商いが行われていたり、また生活に欠かせないものだったことがわかるような版画や絵画、資料などを展示しています。

普通の美術館の展示だと、画家の○○展のようにある作者や流派などの作品を鑑賞する、と言う要素が強いですが、大阪歴史博物館では、絵画も時代や生活を表す資料の一つとして扱っていて、絵画から生活を読み取ったり想像したりするおもしろさがあります。

特集展示の武具の方は、一見展示は時代の資料っぽい雰囲気があるのですが、どれも逸品ぞろいで、逆に美術工芸展のような印象も受けます。ここでおもしろかったのは「畳兜」。畳を使った兜ではなく、畳める兜です。

特別展の方には展覧会に合わせたグッズや書籍の販売コーナーがあるのですが、神宗のご自宅向け昆布が売っていたのがおもしろかった。神宗とは、阪神百貨店の地下にもある、いつも人がたくさん並んでいる昆布屋さん。百貨店の方はすぐ売り切れになるので、ここは穴場かも。神宗が所有する米俵の取引を描いた屏風が展示してあるからここに昆布があるのだろうか? この屏風についての本が、2階のなにわ歴史塾(資料室)にあります。それによると、この屏風は永らく表に出ることが無く神宗に所蔵されていた屏風だそうです。

« 初級茶芸師 資格取得スタディツアー | トップページ | FIFAワールドカップのポスター »

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 水都遊覧:

« 初級茶芸師 資格取得スタディツアー | トップページ | FIFAワールドカップのポスター »

ティー太のサイト

無料ブログはココログ