飲みすぎですよ、李白先生
定期購読誌「和楽」七月号の"今号の美術展"に板橋区立美術館の館蔵品展「これが板橋の狩野派だ!」が紹介されていました。ここの美術館、展覧会に工夫を凝らしているところだそうで、この「飲み過ぎですよ、李白先生」とは、狩野秀頼「酔李白図」の新タイトル。この絵と一緒にこのタイトルを是非見て欲しい。めっちゃ合ってます。書店に和楽の見本誌があったら29ページを開けて見てみてください。
前々から感じていたのですが、美術展の作品の題名、漢字ばっかりでじっくり読まないと頭に入ってこないばかりか、大抵作品の様子をそのまま漢字にしただけで、あんまりおもしろくないんですよねえ。「酔李白図」にしても、観察記録っぽい響きしかなくて、名前に魂がない。もちろん主役は絵そのものなんですが、作品名も作品の一役を担っているんじゃないかなあ、と思います。
「和楽」は定期購読誌なので、書店では買えません。周りに既に購読している人がいたら、その人に紹介してもらえば、最新号を無料で送ってもらえます。
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