最近のトラックバック

« 日中漢字表現比較 | トップページ | みんぱく »

2006年11月12日 (日)

更紗今昔物語

ただいま国立民族学博物館にて「更紗今昔物語」開催中。 観覧料は一般830円、12/5(火)まで。ファッション好きや、デザインに興味のある人は必見もんの展覧会です。柄のパワーが全然違う。

インドネシアのジャワ更紗は、海外からの影響を受けた図案がありますが、一方でジャワ更紗が世界へと送り出されて、その土地にあった図案にまたアレンジされていきます。そんな様子が展示されていました。ジャワの更紗だけかと思っていましたが、アフリカのプリント更紗も展示していて、かなり見応えがあっておもしろいです。

とにかく更紗いっぱい。センイシティの生地屋さんにいるかのようです。展示場入ってすぐが一番の見どころ。100年以上前の逸品物ジャワ更紗が展示されています。繊細な柄なのに、両面ロウケツ染め。凄すぎる。どうやってこんな細い線、ぴったり両面から合わせてロウを載せているんだろう? 更紗はほとんどが壁面にピッタリ伸ばして張って展示していますが、中には右端にひだを寄せて裏が見えるように展示している物もあります。長い時間、食いついて見ていました。

展示場中央には、びっしりアフリカの更紗。アフリカのあの派手なプリント柄は、ジャワ更紗から来ているとは。布だけでなく、衣服に仕立てた物も多数展示してあったり、更紗の服を着ている人々がいる街の様子の映像が流れていたりと、実際どう使われているかがよくわかります。

そのようなアフリカの布地には「カンガ」というものがあるのですが、そこにはスワヒリ語でことわざやメッセージが書かれています。詳しいことは、下記書籍参照。展示場のグッズ売り場でも販売しています。風呂敷に通じるおもしろいものを感じたので、即購入しました。

カンガ・マジック101―一枚の布で楽しむ東アフリカ・シンプルライフ カンガ・マジック101―一枚の布で楽しむ東アフリカ・シンプルライフ

著者:デビット バイゴット,ジャネット ハンビー
販売元:ポレポレオフィス
Amazon.co.jpで詳細を確認する


アフリカの更紗の展示辺りには、映像を眺めたり休憩したりする用に現地のイスも置いてあるので、ぜひそこで一息ついてくださいませ。中にはベッドらしき物もあるので、空いているときは寝転がってみても。たまたま、誰も居ない時があったので、わーい♪と寝転がったら、頭打った・・・。

さて、先ほどから登場している「ロウケツ染め」とは?

  1. 始めは白い布。
  2. 染色は、染料の入った液体に布を全部ザブッと浸ける。
  3. ある色に染めたいところ以外は、すべてロウを載せる。これで防染。
  4. 1色染めたら、ロウを落として、次の色に合わせてまたロウを載せる。
  5. 完成した作品で、色の白い部分は最後までロウを載せているところ。

染め方を知らずに見ていたら、ふーんって感じですが、一度でも染織をやったことがあれば、あれだけの作品を作るのは大変なことが想像できます。

ただ作品展示で終わらないところがみんぱくのええとこなんやなあ。展示場2階では、染め方の展示があります。映像が5ヶ所でありますが、最初の2ヶ所(ジャワ更紗)は必ず見て欲しいです。

ずっと疑問に思いながら見ていた「繊細な柄の両面ロウを載せる方法」は、どれほど凄い技法なんだろう?とワクワクしながら映像を見ましたが、意外に適当。銅でできた20cm角のスタンプのようなもので、ペタペタとロウを押していて、裏面も同様にしていました。定規を当てることもなく、目分量。そこに匠の技が潜んでいるんだろうけど、端から見ると、え?そんな簡単に?という感じ。


他にマニアな楽しみ方の一つとして、みんぱくレストランにて展示関連ランチを食べることがあります。今なら「更紗ランチ」(1500円)が味わえます。 ナシゴレン、サテ(焼きとり)、ガドガド(インドネシア風サラダで、内容は、茹でたもやし・ほうれん草・じゃがいも・にんじんと厚揚げらしきもの・トマトスライス・チップス)、モロヘイヤとオクラのスープがついた、インドネシア料理の セット。ソースに、ピーナッツ味の物と辛い物が付いてきますが、甘すぎと辛すぎなので、混ぜて使うとちょうどいいです。

« 日中漢字表現比較 | トップページ | みんぱく »

コメント

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 更紗今昔物語:

« 日中漢字表現比較 | トップページ | みんぱく »

ティー太のサイト

無料ブログはココログ