堺茶巡り その1 南宗寺
日本茶インストラクター大阪支部の研修で、堺のお茶にまつわる所を巡ってきました。朝9時梅田を出発、バスで移動。参加者30名ぐらい? この企画、一昨年から大阪支部の役員会で提案されていたものです。狙いは、やはり谷本陽蔵さんに堺の茶について語ってもらわなあかんな、というところ。バス内で、この研修の企画担当の谷本義行さんから「うるさいのが来ますけど」の一言には笑えた。
先ず着いたのは、南宗寺(なんしゅうじ)。

南宗寺入り口
臨済宗大徳寺派の禅寺。境内には千利休や武野紹鷗の供養塔、枯山水の庭、八方にらみの龍が描かれた仏殿、山門(甘露門)、唐門があります。
天慶院入り口
天慶院へおじゃまします。知人の家へ来たかのような雰囲気でした。そこでは、住職の小野雲峰さんと谷本陽蔵さんそれぞれに、利休や堺の歴史の話をしてもらいました。
ここでのお話のポイントは、山上宗二。茶の湯と言えば利休なのですが、利休はあまり書き物を残しておらず、利休の偉業は宗二が記録した「山上宗二記」で伝えられています。一期一会の言葉も、元はその書の中の「一期に一度の参会のように」という文から、井伊直弼が要約して作った言葉。
一会塚
これほど色々後の人々へ伝えた人なのに、今までどこにも墓も記念碑もなかったため、南宗寺に山上宗二供養塔「一会塚」が建てられました。
谷本陽蔵さんと一会塚に関する記事 (日経ネット関西版)
ルソンの壷
関西で日曜朝にやっている某番組の名前の由来ともなったルソンの壷。堺の商人、呂宋助左衛門(るそん・すけざえもん)が持ち帰って茶壺として使われるようになりましたが、元は線香の原料が詰まっていたとか。堺は線香の産業が盛ん。
話が終わってから、非公開の茶室「大黒庵」を拝見。利休以前の茶室で、床はなく仏間があります。
天慶院を出て境内を巡ります。

斜めに上がっていく形が気になった壁

坐雲堂
石庭 (枯山水)

ちょっと高めの手水鉢

山門 (甘露門)
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