プリントゴッコが無くなる!
とうとうプリントゴッコの本体が今年6月末で販売終了になります。備品はしばらく販売を続けるとのことですが、いつまで続くのかわかりません。ランプは買いだめができても、マスター(版)は薬品部分が変質するので、長期保存ができません。
プリントゴッコ本体販売終了のお知らせ(RISOニュースリリース)
非常にショックです。昨年、備品を大きく値上げしたのを見て、もっとユーザーを増やさねば、と思い、地道に続けている毎年1回の年賀状制作以外に、作品を作って発表し、版画手段としてのプリントゴッコの良さを知ってもらおうと考えていたのに・・・。
そう、プリントゴッコは、版画の道具としては最も手軽な物なんです。木版やゴム版は彫る技術が必要で版合わせも難しいし、シルクスクリーンは道具の片付けが結構面倒。プリントゴッコなら、チビッコがぐるぐる腕を回して描いた絵でも作品になります。そんな道具、他には無いでしょう。すばらしい道具なのに、この世から無くしてしまうなんて。
以前、理想科学が「手づくりの絵はがきコンクール」を開催していました。応募条件は孔版であることなので、プリントゴッコとは限りませんが、ほぼそれで作った作品ばかりです。幼児が描いたものや、海外からの応募もあります。ずいぶん昔ですが、一度応募して入賞しました。表彰式に参加したときに作者の方々と話を聞きましたが、それぞれ思い入れがあって、プリントゴッコっていいなあ、と思いました。
RISOのニュースリリースには、「慎重に検討を重ねた結果」と書いてありますが、ユーザー数を増やす努力はしてきたのでしょうか? ここ数年に販売してきた新製品を見ていると、どうもいらんことに力をつぎ込んでいるような気がします。
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そ、そんなことがあっていいのか~~!!なんてこったい!!(言葉が悪くてすみません)
でも、許せない~!!
って、私は使ったことないですが、毎年ティー太さんのすごい作品を見せて頂き、今後の展開もすごく楽しみだったのに~。
なんていうか、悔しいな。次の作戦考えよう。
この「手軽で本格的に、遊べる・作れる」っていうのがミソなんでしょうね。
投稿: ゆう | 2008年6月 1日 (日) 00時49分
そう!無くなったらあかんのだ!
せめて備品の販売が長く続くように、プリントゴッコファン達でも作戦を練っているところです。
作品創りに勢いかけていくぞぉ。
投稿: ティー太 | 2008年6月 1日 (日) 18時07分