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2009年10月10日 (土)

特別展「道教の美術」

大阪市立美術館にて開催中の特別展「道教の美術」に行ってきました。来年、1月23日(土)-3月22日(月)、長崎歴史文化博物館で開催予定。

展示をさらっと見た後に講演会に参加。これがねえ、眠かったな。始めの展覧会を企画した経緯や組み立てについての話はおもしろかったんだけど、その後、展示について細かいところを説明していたのが長くて・・・。うとうとして、ハッと気づくこと数回。でも説明している内容は一緒。お能鑑賞でうとうとした時を思い出したよ・・・。

でも収穫はあったよ。国宝・重要文化財は年間60日間以内、2回以内の展示という決まりがあるそうな。そういうわけで、途中展示替えがあったり、会期が短かったりするんだな。今回展示された国宝・重要文化財は今年もう他では見られないってことですわ。(三井記念美術館で先に展示済だし) ふーん。

さて、展示は12章で構成されていて、中国での道教から日本へ、そして近代の表現へと移っていきます。全般、辞書的に並んでいるので、どこから見てもいいそうです。全てを見たら道教がわかる、という展示内容ではなく、道教に関連する作品を集めているとか。110ほどの機関から作品を借りてきていて、数の多さもさながら、国宝や重要文化財も結構あります。

入ってすぐの展示は台湾から台南市道教会理事長陳榮盛さんより特別出展された絵画なので、もうこの機会しか見られないかも。

始めの方の展示は書が多いです。王羲之や褚遂良、顔真卿の墨拓があるので、書道をしている人は原本を見るチャンス。ちろっと臨書をしたことがありますが、墨拓の写真が載った本のコピーをお手本にしてました。やっぱり原本はすばらしくはっきりと見えて、ええですわ。 墨拓でもコピーなんだけどね。

墨拓とは、石碑などの文字や柄に紙を載せて、上から隅を含ませたタンポでこすって形を取ったものです。「拓本作業の手順」参考。本になっている墨拓は、石碑の行を切ってつなげたものです。今回はつなぎ目も楽しんできました。ふふ。

地獄を描いた絵が並ぶところは、展示場も赤い色にしてあります。とっても地獄的雰囲気抜群。また中国っぽい雰囲気も醸し出してますな。でもねえ、この地獄絵、R15指定にしたほうがいいよ。結構コワい。絵でもかなり生々しいんだもん。

道教はもともと偶像がなかったのですが、次第に石像や木像が出てきました。日本では仏教や禅宗と混じってきて、何だか不思議な像がちらほら。仏像はポーズにそれぞれ意味合いがあるので、細工や表情の違いはあれ、大体同じ形です。しかし道教の像は笑えるポーズもあるんよねえ。チョキとかオッスとか、セリフ付けたくなるわ。木像はむき出しで展示している物も多いので、間近でうしろからもじっくり見られます。大抵色は落ちていますが、近づいてじっくり見てみると、細かい柄も割と残っていたりします。

あ、そういえば、走り大黒?と思える像も。奈良国立博物館蔵の「伝大黒天立像」です。「感応使者」とも紹介してありました。

焼きものも見どころありです。景徳鎮のものが数点。中でも「五彩 封神演義図缸」(東京・静嘉堂文庫美術館蔵)は、大きい水瓶で、表も中も絵付けがすばらしい。配色も緻密さもすごい。なるほど、この技術に有田は対抗しようとしたんですねえ。見に行った甲斐ありです。

ところで、大阪市立美術館。そこのサイトの館内案内には飲食処が書いてありませんが、喫茶店とレストランがあります。レストランは地下1階で、外からも中からも入られます。中からは1階に連絡通路があり、再入場できるようです。喫茶店は2階。その隣りに、10人ほどが座れる無料の休憩スペースがあります。飲食可。

あと、今回の展示に関連して、近鉄百貨店阿倍野店のレストラン街・喫茶の特別クーポン券と、あべちかの飲食クーポン券が1階の出口近くに置いてあります。特にあべちかのものは、500円以上の飲食で200円割引とかなりお得。帰りにあべちかの古潭で、ぎょうざラーメンの味噌食べてきたよん。あべちかのお店が1号店なのね。ふーん。

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