巽コレクション展
大阪・池田の池田文庫の「巽コレクション展」に行ってきました。11/29(日)まで開催。
大正から昭和にかけて芝居茶屋や劇場経営に携わった巽テルさんが所有していたプログラムや役者が書いた色紙・短冊・書簡、大判錦絵、役者と撮った写真などを展示しています。巽テルさんの生涯の紹介を読んでみると、ドラマにできそうなぐらい劇的で、いろんな人が関わっています。
曾我廼家十吾さんの色紙や短冊が良かったです。色紙には一句とささっと描いた絵があるのですが、絶妙です。短冊でも句と絵があるのもあり、あんなに狭いスペースにうまく収めています。おもしろかったのは、色紙では「おかねあるとき嬉しいちご掌に」の句とイチゴ3粒の絵、短冊は「おまえ掃までわしや九十熊手ともに白髪の尉と姥」の句と竹箒と熊手の絵。写真でお見せできないのが残念ですが、空間の取り方、絵や文字の達者な感じ、クスッと笑える句の内容、これが実にうまくまとまっているのです。書や色紙好きにはたまらん作品群です。
大判錦絵やプログラムの絵柄は、見ていて非常に楽しかったです。これから年賀状の図案を考えなければならないので、この手のデザインは参考になります。錦絵は保存状態が良いし、細かい柄の図版で、かなり見応えがあります。
結構盛りだくさんの展示で、A3横2倍の用紙裏表に展示品写真などがカラーで印刷されたリーフレットももらえて、入館料200円はお得でした。逸翁美術館に行くときにはぜひお立ち寄りくださいませ。すぐ隣です。
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