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カテゴリー「佐賀旅2010夏」の13件の記事

2010年7月10日 (土)

大雨唐津で茶ロンパンを食べる

高島からの船に乗っている間にも雨が降り出し、港に到着したころには、すっかりどしゃ降り。夕方も唐津市内散策をしようかと思っていましたが、中心街に着く頃には、下半身ずぶ濡れになっていて、傘があんまり役に立っていませんでした。

もうやる気無くなったんで、まいづるショッピングセンターのベンチで雨宿り。お腹空いたなー。あ、茶ロンパン食べよう♪

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ローソンで地域限定販売の茶ロンパン

佐賀県立牛津高等学校開発商品、茶ロンパン。「米粉(佐賀県産米)を入れたもちもち生地のメロンパンに佐賀県産の牛乳入りミルククリームをサンドしました。」とパッケージに書いてあります。武雄産レモングラスや、嬉野茶も使用。生地はメロンパンのあのサクサクした感じで、中にクリームが挟まっています。120円でなんとも贅沢な構成。レモングラスが入っているのがわかりにくい、と聞いてましたが、クリーム部の無い生地だけのところを食べると、結構レモングラスの香りがしていました。おいしゅうございます。

ベンチでのんびりモシャモシャ食べていると、地元の買い物客が行ったり来たり。やっと生の佐賀弁が堪能できました。ええわあ。

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ほう、重機って、あんな風に運ぶのねー

などなど、のんびりしているうちに雨も小降りになりました。唐津駅辺りでぷらぷらするかねー。駅に戻る途中、商店街を見ると、パラソルとテーブルのセットがあちこちに置いてあり、ライブが始まりそうなところもありました。何かイベントかなあ。

高島の宝当神社

唐津城近所の駐車場脇の道を抜けて、船着き場へ。

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駐車場すぐ近くの橋。渡った先に船着き場

高島にある宝当神社は、宝くじ祈願に訪れる人がたくさんいるそうで。この時期、唐津に行くなら、アレを持って向かうのは当然でしょう。佐賀駅前の西友の売り場で購入して持参。そこの売り場は、お昼時には列ができるほどの人気店。

宝当神社へ行くには、唐津市漁業協同組合が運営している定期船「ニューたかしま」を利用するか、個人タクシーみたいな船を利用するかになります。

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船着き場から見る唐津城

「ニューたかしま」は定期船と言っても、不便な運行予定で、高島に渡ったはいいけど、次に唐津へ帰る船は1時間以上後、といった時間帯もあります。はじめは10時の便で行こうかと思っていましたが、唐津の駅から結構遠くて間に合わない感じもしたし、島でぷらっと見回る時間もなく、帰りの船が出るので、いっそのこと昼からにしました。片道200円也。

14:10の便に乗船~。

満員になるので、早めに並んでおいた方がいいですね。乗れなかったら、次の便まで時間潰さないといけないし。そんなぎゅうぎゅう状態だったので、窓の外を楽しむ間もなく、船内のテレビで過ごす。10分ほどで高島到着。

わらわらと降りると、取材部隊が待ちかまえていた。えー、写るのイヤー。

船着き場から神社まで、縁起物屋さんが何件かあって、あたかもここで黄色い袋を買って、それにアレを入れてお参りするのが当たり前のような口上で客の引き込みをしております。香港のお寺までのお店の数々を思い出したさ。

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参拝者を追いかける取材部隊

大泉洋に似た人がいたので、「水曜どうでしょう」の取材かと思ったけど、似ているスタッフであった。

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ささーっと入っていく皆さま

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お社の中に入ってお参りです。順番待ち。

清めていこ~。

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カエルの蛇口、かわゆっす

お社の中の壁には、「当たりました!」というメッセージがびっちり貼ってありました。ええのん当たるかな~。どきどき。

お参りを終えて、おみくじを引いてみました。縁起物付きのおみくじで招き猫が入っていました。お、なんだか良さげ。というのも、縁起物屋さんに招き猫を描いたグッズも多いし、縁起物屋さんの一つに、拝みネコ様がいらっしゃるそうで。そこの縁起物でお願いしたら、当たったとか。拝みネコ様は、立った状態の店のおばちゃんからエサを投げられて、それを手で取ろうとします。その姿はまるで拝んでいるかのよう。その店にはネコが数匹いて、久々に戯れてきました♪子猫、ほわほわでかわゆかったわ~。

漁港でもあるので、あちこちにネコの姿。

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あ、えべっさんだー。

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ちゃんと竿もある!

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竿は鳥居とつながっていた!

のんびり~とした島ですな。

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あっという間に、帰りの船の時間。15:00の便に乗船。

唐津城に上るにゃー

またもや予定が押しております。唐津城に行った後に乗る船の出発時刻は決まっているので、遅れるわけには行きません。ガンガン上って到着♪

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唐津城

今日は唐ワンくんは佐賀市内に出張中だそうで。あ、いつも唐津城にいるわけじゃありませんよ。結構あちこちで出没しています。とってもハードスケジュールです。

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上る途中の藤棚、良かったよなあ、と振り返ってみる。

5階分上って、一番上に到着。風が涼しいです。

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天守閣の中には、兜や鎧、刀、唐津焼などいろんなものが展示してあるのですが、どれもありのままのようで。もうちょっと磨いてもいいんじゃないでしょうか。じっくり見たかったけど、時間があまりないのね。私にとっては、城は急いで見るもんになってしまっているのでしょうか。エレベーター横の売店で、唐ワンくんのマスコットを買って、下りました。

さて、唐津城に上る前に、ものごっつう気になるけどスルーしてきたお迎えがありまして。

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あんなところに♪

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おおー、かわゆっす。

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ここのにゃんずは、お客歓迎みたいです。
ライダーさんになでなでされて気持ちよさそうにしてました。

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こんなに近づいても爆睡

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三匹楽しそう

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にゃんずと戯れたかったけど、次に急がなあかんねん・・・

唐津市内、街歩き

駅構内にある唐津駅観光案内所で地図などをもらって、駅のお店や土産物もちらっとチェックしてから、唐津市ふるさと会館アルピノへ。唐津駅の北側(曳山像のある方)へ出て、右方向へ進みます。1階入り口には、貸し自転車がありました。

1階がいわゆるお土産屋さん。食品、グッズ、いろいろあります。そのうち、気になったのが、唐ワンくんのマスコット唐津くんちの各曳山のピンバッヂ、そしてからつ戦隊エイヤーレンジャーのマスコット

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唐津キャラいろいろ♪

エイヤーレンジャー
ってなんぞいな?曳山のうち、四つが戦隊に選ばれていて、写真の赤いのは「そやんこつレッド」。アジの干物のマスコットも付いているのがポイント。他に「なんしよるとけブラック」「おおごとグリーン」「あやんこやんゴールド」というのがいるらしい。ネットで調べても、マスコットかお菓子を見かけた!という情報しかないんよねえ。一体なにもんなんでしょう?

1階は、まあ普通の土産物屋さんやな~と思ったけど、2階はヤバかった。唐津焼がいっぱい。今回の旅は観光メインなので、お買い物は控え目、焼き物は秋の旅に、と思っていましたが、この2階にはなかなかいいものが揃っておりまして、揺れましたわ。

アルピノを後にして、唐津駅近くの商店街辺りをぷらぷらしてみました。思っていたよりも、焼き物屋さんが多くて、結局全部見て回ってしまった。どの店も逸品揃いで、時間かけてしまいましたさ。ここの商店街は毎月第二土曜日は一割引セールをしているそうで、そこを狙って器を買いに来る人も多いとか。確かに、熱心に物色している人がいたなあ。

商店街裏手をぷらぷらしていると、気になる建物が。

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とても風情のある建物です。

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木造建築ですが、3階建て。

道側に廊下があって、ガラス張りの窓。当時はかなりオサレで注目を集める建物だったでしょう。崩れているので、瓦や漆喰の作りがよく見え、日本建築好きとしては、かなり気になるのでは。

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しかも隣の洋風建物とつながっているみたいです。

さて、お腹が空いたので、昼食。アルピノに置いてあったフリーペーパーに載っていた店に行ってみました。

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CENTRAL PARK 夜はクラブとして営業している模様

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このハンバーグランチを食べてみた。
トッピングやソースが選べます。チーズとトマトソースにしよう♪

中に入ったら、誰も居なくて、店員さんすら居ないような感じだった。サンホールぐらいの広さの中、一人ポツンと食べてましたが、思わぬ所で美味発見。店の見かけはクラブカフェですが、ちゃんとスープがお皿で出てきて、料理はレストランでした。団体さんでもいける広さですが、厨房の人が少ない(たぶん一人)ので、大勢で行くときは予約しておいた方がいいでしょう。

お腹も満たして、いそいそと唐津城へ向かいます。

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うなぎや 竹屋

旅館かと思いましたが、うなぎやさん。おばさま方団体がぞろぞろ出てきました。この建物は、登録有形文化財。ここも木造3階建てのようで、さっきの廃屋と同じく道側に廊下と窓があります。

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旧唐津銀行
手前の門には「唐津銀行協会唐津手形交換所」とあります。

もりもり歩いていくと、なんだか大きな物体が。

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児童公園らしからぬ立派な囲い

右手に見えるのが、時の太鼓で、仕掛け時計を復元。定刻には中から何かが出てくるらしい。って、あ、もうじき13時ではないか!

どおーん!

ビクーッ!

そない思っているうちに始まった。

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中から武士らしき人形と太鼓が登場。


デジカメの録画機能なので、音はしょぼいですが、実際は重低音鳴り響く太鼓の音です。ピヨピヨ鳴っているのは、近くの信号機の音。

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閉まっていると、荘厳な感じなんだけど。

佐賀から唐津へ

なぜか泊まったビジネスホテルのテレビは熊本の放送が流れていて、めっさ楽しみにしていた、動くミランバくんが見られなかった。くー。さて、今日は佐賀駅から唐津線に乗って、唐津へ乗り鉄の旅です♪ 普通運行しかありません。本数も限られてくるので、早起きして駅へ向かうー。

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あー!2両とも白い車両やん!

昨日から楽しみにしていた黄色い方の車両には乗れませんでした・・・。乗客は当然ながら地元人っぽい人ばかり。旅行荷物を持った人なんていないな。

停車駅を聞きながら、ニヤニヤしておりました。小城と言えば、小城羊羹♪ 多久と言えば、論語カルタ♪ きゅうらぎ・・・、え?きゅうらぎ?どんな字書くの?「厳木」って、「げんぼく」って読んじゃうよ。「つぎは~、おうち~、おうちにとまります」お?どこのお家?「相知」かー。ふーむ。唐津市に入った途端、読みづらい地名が多いような。単線のため、途中列車待ちをしたりしながら、1時間15分ほどで唐津に到着~。

さて、唐津の駅には、いきなりこんなものが!

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金持ち神社

何やら営業主任に「金持」という名前の方がいらして、縁起のいい名前だからということで客の要望により、こんな事態に。ちなみに金持さんの趣味は「宝くじ・小判収集・貯蓄」、好きな色は「ゴールド」、尊敬する人物は「聖徳太子・福沢諭吉」だそうな。ほんまかいな~。

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祈願してみた。

左の箱に宝くじをのせて、右手を手形にあてて念じる。改札内にあるので、唐津線ご利用お客様特典ですな。

外に出ると、大きな獅子が!

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唐津曳山の赤獅子

昭和63年(1988年)に唐津焼で作られました。なんという大きな焼き物。唐津くんちを見に一度は唐津に来ているのですが、お祭りモードの街並みになるので、モニュメントとか目立たないんですよね。いや、屋台に目がいきすぎるというか。

2010年7月 9日 (金)

清風亭でバイキング

モデラーズ松永の感動に浸りながら、今日の晩御飯をいただく清風亭へ移動。いろいろ調べて決めたかったけど、全然調べる間もなく、佐賀県観光連盟が発行している「バーバパパと佐賀de遊ぼう!」との題名が付いたガイドブックに載っている清風亭を選んでみたら、むうみんさんも気になるお店だったようで。

佐賀市大和にあるホテル龍登園の1階にあるレストランで、佐賀産のおいしい野菜を使った料理のバイキングが楽しめます。お昼時はいつも満員だとか。

たくさん料理が並びすぎて、一体どれから取ったらいいんだか…、とやや戸惑いました。

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今日は暑かったし、早速カレーを食うのだ

むうみんさんに、「いきなりカレー?」とつっこまれましたが、武雄でがっつり暑かったもん。カレー食わなきゃ。でも、このカレー、おいしかったよ。

むうみんさんの母上様も交えて、いろんな話で楽しみました。写真の一盛りを食べた後、野菜を蒸したもの、具だくさん味噌汁、デザートなどをいただく。概ね野菜ばかりなのですが、めっさお腹一杯になります。もうちょっとカレーが食べたかった。閉店時刻に追い出されるように退場~。

モデラーズ松永、見学

佐賀城本丸資料館にて、むうみんさんの車で拾ってもらって、モデラーズ松永へ。未完の鉄道ジオラマ、線路とともに続く語らい 佐賀 (asahi.com 2010年7月1日)という記事を見かけて、今回の旅の訪問予定に加えました。西日本最大級と言われる鉄道模型ジオラマがあると聞いたら、鉄としては気になりますよん。

「モデラーズ松永、前から気になってたのよねえ。隣のおおばかもり食堂も気になっていて、いつか行こうと思ってたけど、無くなっちゃた。」とのむうみんさんの発言を聞いて、模型に興味が無さそうな人でも気になる店って一体?と思いは深まるばかり。(おおばかもり食堂も気になるけど)

店の隣の駐車場に車を停めて、いざ入店。入った感じは普通の模型屋さん。確かに1階はミリタリー系の銃とかがずらっと並んでますな。右手には、お、鉄道模型のジオラマ。店主らしきおっちゃんに、すぐ「2階を見せて欲しいんですが」と頼むと、奥さんらしき人が案内してくれました。

靴を脱いで普通に上るお家の階段。そう、2階は普通のお宅だった。ソファのある部屋を抜けて、案内された部屋には、どーんと鉄道模型ジオラマ「大」と左手には「小」も。二人で、すごいねー、と見入っているうちに、奥さんがこのジオラマを作るに至った話などをしてくれました。

何と、ここに至るまでに、おおばかもり食堂が無くなったことが大きく関わっていた。今までもちょこちょこ作っていたが、そこを倉庫で借りてから大きく発展していったとのこと。そのうち、家の部屋を全部使えば、大きく作れる!とつながっていって、今の形になったそうな。へー。ジオラマの周りの絵は、知り合いが描いたもの。

一番すごいと思ったのは、ジオラマ「大」の奥の左手にある峡谷。峡谷の再現もリアルだし、鉄橋もすごい。鉄橋は全くのオリジナルで、細かいパーツを組み合わせて作っている。そう、建物とかは成型品であるんだけど、橋とか地形は自分で作らないといけないんよねえ。帆船模型と同じ緻密さを感じました。ああ、しみちょんも連れてきたかった。

ちなみにジオラマ「小」は、「大」よりもずっと少ない時間で完成したそうです。作っていくうちに作業時間も早くなってきたとか。また、1階にあるジオラマには、吉野ヶ里遺跡を実際に見に行って作った模型もあり。もちろんこれもオリジナル。最初に作ってみて、何か違う!と感じて、また見に行ったりしたそうな。おっちゃん、研究熱心や~。

ほんま、ええもん見せてもらいました。おおきに~。

佐賀城本丸資料館を駆ける

がんがん歩いて、着いたのが閉館間際の17:45頃。

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大通り側にある入り口。資料館の西側

とりあえず、再現した本丸の建物だけでも眺めよう、と入っていった。

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佐賀城本丸資料館

ああ、かっちょええ建物や。中も見たい…、こそーっと入り口の障子を開けてみた。(夏の間は冷房をかけているので閉めている)

あ、開く。入っても良さげ?

こんにちは~、とボランティアスタッフの方は声を掛けてくれましたが、何となく視線は冷ややかだったような。そうさねえ、こんな閉館間際に来て見ようなんてさ。でも大阪から来ているの~。さくっと見るし~、と心の中で思いながら、城内見学。

以前BSのNHKで佐賀県を特集したときに、ここも紹介されていました。その時に、はなわさんが、廊下の雨戸を全部閉めるのにどれだけ時間がかかるか?というクイズが出題されて、ほとんどのゲストは具体的な数字を出してきたのに、中尾彬さんだけは「途中であきらめる」と断言。「俺、昔、家の雨戸を閉めさせられたけどさ、結構閉めるの大変だよ。あんなにあったら、はなわになんて無理」とも。実際その廊下を歩いてみたけど、相当長いよ、この廊下。慣れている人でも、雨戸を全部閉めるにはかなり体力が要りそうです。

そんな長い廊下の隣には、ずっと部屋が続いていまして、そこをぐるっと囲うように通って、続きの部屋へと行くうちに、私、ちゃんと出口まで戻れるんだろうか…、と不安になってきました。それぐらい広いんです。途中、全体図と再現している部分の模型が一緒になった展示を見て、うわー、広すぎ、と思いました。当時、みんなきもの着て、この城内を行き来してたんよね。端っこの部屋にお遣い頼まれたら、イヤやなあ。

一番奥に当たる部屋が、一旦公民館として使われたものを移築していました。ここだけは新しく作ったものではないので、柱がええ味出してました。やっぱり鴨居が低い。もうちょっとじっくり見たかったけど、もう閉館放送が流れているし、急ぐ~。今日は、こんなんばっかり。

早歩きで回っても、15分以上かかりました。一番奥から引き返す順路ですが、途中守衛さんに会ってしまった。すんません、出ますから~。最後に募金箱にちゃりちゃりんと投入して、ノートにちろっと書き込んで、退場。

佐賀市内、街歩き

肥前通仙亭を出て、近所の旧古賀銀行を眺めていたら、どうやら中でライブをやっていそうな様子。こそーっと近づいてみたら、近くにいた人が話しかけてきた。「原田真二さんのライブを見に来た人ですか?」 へ?街角ライブかと思って覗いてたのに、そんな有名なお方がここに! PV撮影も兼ねてのライブが本日あるそうで、今はリハーサル中。もう52歳なのに、後ろ姿しか見てないけど、全然そんな感じがしない。しかし、原田真二さんの顔が思い出せん…。ぼやーっと、うーん。フォークの人だっけ?

声を掛けてきた人は、奈良から来ていて、ライブが無かったら佐賀に来ることはない、とも言われた…。しょぼーん。実家は長崎だそうで、また佐賀にも観光に来てくださいませえ。

さて、佐賀には何度か来ていながら、佐賀市内をぷらぷらしたことが無かったのよね。今回の旅の楽しみの一つです。

西へ向かって、てくてく。おお!

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和楽器屋さんだ~ 創業大正12年の三根楽器店です

三味線の皮を張り替えているところを初めて見ました。ああいう風に張り替えるのね。普段から和楽器が見えるところにあるのって、いいねえ。

突き当たりを右に曲がると、あ、あれがゆっつら~と館ね。(左方向を見て) って、ああっ!

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なんじゃ、このでっかいムツゴロウは…
色合いの濃淡が妙にリアルなんですけど。焼き物かなあ。

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プラザ656(ムツゴロウ)
近々のど自慢大会があるみたいですね。

西へてくてくして、えべっさんに出会った後、そういえば、近くに恵比須ギャラリーがあるみたいだけど、何があるんかなあ、と戻ってみた。うーん、この辺のハズ…、っと、ああああっ!

深川製磁の店あるやん! ああ、時間あんまり無いけど、吸い込まれるっ!

中にはいると、本店と変わらないぐらいたくさんの商品が並んでいました。いつも有田へ直で行っていましたが、佐賀市内にも店があるのね。奥の方には、アウトレットもあり。バルーンのマグカップにも惹かれたけど、今ここで買っている場合じゃない。(かさばる) とか悶々としているうちに、店のおじさまに声を掛けられ、話が大盛り上がり。飛行機で来たというと、もうじき大阪便無くなりますねえ、と言われ、そういえば新幹線の駅ができますよね?と振ってみたら、軌道幅の話になり。ああ、実は鉄の人なんだろうか。ホテルの宿泊料金の話になったり、何だか多種多様。おもしろかったけど、思わぬ所で大幅に時間をとってしまいました。

白山商店街、歩きたかったなあ、と思いながら、佐嘉神社の北側をてくてく。カッパくんと握手しているところに、むうみんさんからのメールの着信音。びっくりしたわ。佐嘉神社の北側の川に、カッパの石像が何体かありまして、そのうちの一つに握手すると、あるところから水が出る仕掛けがあるのです。もうこの時点で17時半。本丸18時までやのに~。急ぐ~。しかし、ここまでで、いろんな人としゃべったなあ。

佐賀駅から肥前通仙亭へ

14:34まで武雄から佐賀方面へ出る列車が無かったため、予定より少し押して、15時半頃佐賀駅着。肥前通仙亭が17時に閉まるので、真っ先に向かうことに。その近くにある歴史民俗館付近に止まるバスが、しばらく来ないので、歩くにはちょっと遠いし、県庁前に行くバスに乗ってみた。

県庁の北東にある中央郵便局の前で下車。…あっ!

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もうここでしか、カチガラスに会えないのかしら…

てくてくと東へ歩く。徴古館は工事中のようです。交差点で曲がって北上。佐嘉神社を左手に見つつ、このへんかなー、ってとこで東へ曲がる。うーん、この辺のハズ…。あ、裏手に出てもうた。「肥前通仙亭」の看板があって良かった。

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地場産品交流会館「肥前通仙亭」

旧古賀銀行を目印に向かって行くと、その近所に見えます。営業時間は9:00-17:00、喫茶は16:00まで。佐賀出身の売茶翁の資料や、佐賀の伝統産業が展示してあります。今年6/26に開館したばかりです。リーフレットを見ると、NPO法人高遊外売茶翁顕彰会高遊外売茶翁佐賀地域協議会が運営しているようです。売茶翁が京都東山に構えた「通仙亭」の名が付けられてるんですね~。佐賀は、茶マニアにはおなじみの脊振山や、嬉野という産地もありながら、お茶関連の資料館が無かったね。(これからできるみたいですが。ふふ)

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入ってすぐに販売コーナーあり
お茶やお菓子、お茶資料などが販売されています。

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隣は喫茶
煎茶セットとお抹茶セットがありました。

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煎茶道具や資料の展示

右側には和室があります。

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和室の右側
軸の前にいるのは、売茶翁の像。何気なく置いている座布団のような物は鍋島緞通だろうねえ。

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和室の左側
大きなテーブルがあって、ここでも喫茶セットを味わえます。

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和室から館内を眺める
右手にあるのが、佐賀の伝統産業の展示

さて、お待ちかねのお茶お茶♪

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煎茶セット・350円

がっつり佐賀尽くしです。茶器は有田焼、お茶は嬉野茶、お菓子は小城の羊羹。ああ、なんて素敵なセット~。急須がかわいい~。欲しい~。

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お茶は「衛星の恵み」
人工衛星を利用して優良茶園を選んで作ったお茶だそうな。へー。佐賀県農業協同組合が作っています。販売コーナーでも売っています。70g・1200円。旨味が強くておいしいお茶でした。

まったりお茶した後は、販売コーナーでお買い物。「衛星の恵み」とお茶の本を少々と、とても気になるアレを購入。

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売茶翁のせんべい・350円

普通に瓦煎餅なんだけど、売茶翁の顔が載っていたら、やっぱり買わないとね。こんなん、ここにしかない。

もっとじっくり見たかったけど、本丸が18時に閉まるので、次に急ぐ! 今度は茶マニア集団で来たいもんです。

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