KATAGAMI展、実は・・・
ずいぶん前からチェックしていたKATAGAMI Style展、会期末間際で見てきました。関西は局地的な大雨被害で、鉄道もあちこちで一時運休があったり、ダイヤが乱れたりで大変なことに。でも昼前には問題も片付きつつある状況でした。
展覧会の内容は、「ヨーロッパのアールデコがすごいと思ってたけど、実はほとんど日本の型紙図案のパクリなんですよ、奥さん!」という感じでした・・・。格子とか縦縞あたりは独自に思いつきそうだし、その図案はヨーロッパに古くからあるんちゃうん?というツッコミたくなる展示部分もありましたが、日本でがっさり捨てられた型紙を買い取った外国人がうまく利用しちゃいました、というところを型紙原紙とデザイン物(ポスターやテキスタイル、装飾など)と並べて展示。遠く離れた国・日本のデザインですから、そっくり使ってても現地の人にはわからんのですよ。まだね、KATAGAMIとタイトル付けてカーペットの図案に使っているなら、日本への敬意も伝わってくるんだけどね。
これだけすばらしい図案が日本にあるのに、日本の服飾やインテリア、食器類のデザインに活かされていることが少ないのが残念でならない。着物で色無地でも、近くで見たら江戸小紋のものもあるんだし、普段着るスーツとかに応用してもよさそうなんだけど。江戸小紋のシャツ着たサラリーマンとかいたらカッチョええよなあ。近頃、シンプルデザインなんぞ流行ですが(特に東で)、あんなん、デザイン手抜きと、経費削減ですよ。本当にシンプルなデザインは突き詰めたフォルムと厳選した素材をつかっているもんです。デザイナーには、もっと古典から勉強して欲しいし、もっと対象と向き合って欲しい。
さて、京都での展覧会の後は、三重県で開催されます。そう、伊勢型紙のある三重県です。チラシが京都展より気合が入っていますな。同時に伊勢型紙の歴史と展開についての展示も開催されます。

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