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2012年12月31日 (月)

プリントゴッコ事業終了の年

2012年12月28日をもってプリントゴッコ事業は終了しました。

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1977年、オレンジ色のプリントゴッコが発売。しぶちんなオヤジが阪急百貨店で買ってきました。技術者ゆえ、新しいものは気になるんですな。当時はマスター(印刷の版)のメッシュがまだ和紙のような粗さでしたが、カット集の絵を切り抜いて自分でレイアウトした年賀状が手軽に作れるのは画期的でした。その当時、他に自分で印刷するとしたら、シルクスクリーンか木版でしたからね。



プシュッと押したらストロボが光って、孔版をマスターに製版。好きな色のインクをマスターにのせて刷り台にセット。ハガキをスポンジの上にのせ、蓋を閉めるような感じでマスターを挟んだ部分を押して印刷します。

しばらくはカット集を利用したデザインでしたが、そのうち自分でイラストを描くようになりました。

画材のいづみやのコンクールに応募してみたら、佳作を受賞。

1986年、ハイメッシュセット発売。マスターのメッシュが細かくなって、細い線描き、文章ほどの小さい文字もきれいに印刷できるようになりました。世の中では、黄色の本体から水色の本体にかわりましたが、私はオレンジ色の本体を引き続き使っていました。

理想財団で手づくり絵はがきコンクールというのがありまして、試しに送ってみたら、造形教育連盟賞をとりました。他の受賞者は何度か挑戦してやっと受賞だったそうです。

1991年、位置合わせ機能つきの本体PG-10が発売。黒い本体です。凝った多版刷りがしやすくなりました。新しい印刷機を買わなくても、他に製版機能なしの機体CDプリンターも発売され、私はこれとオレンジ色本体両方を使って制作。

フルカラー印刷なんていうのもありました。専用の製版機かアルプスのプリンターで製版できるCDマスターが登場。シアン、マゼンタ、イエローに分解した版をそれぞれ作ってプリントゴッコで刷り重ねるのですが、位置合わせがちょっとでもずれると、質の悪いチラシみたいになるんですよね。一回やってみて、大変だし、もうええわ、と思いました。

2008年、プリントゴッコ本体の販売を終了。その前に、一番最新のPG-11を購入しておきました。CDプリンターはマスターを挟むところのスポンジが劣化してきて、使いづらくなっていましたが、新型は断然使いやすい。こんなことなら、もっと早くに買っておけばよかった。

2012年、プリントゴッコ消耗品の販売も終了し、プリントゴッコ事業が終了

数回使わなかったときもありましたが、今までほぼずっと年賀状作りに使ってきました。いろんな技法を試したり、その年の私の行動をふりかえってデザインにまとめたり。実験的制作を刺激してくれました。私の成長とともにあった道具です。35年間、ありがとう。

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コメント

とても魅力的な記事でした!!
また遊びに来ます!!
ありがとうございます。。

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