IMAX 3Dでホビット
007の新作「スカイフォール」をIMAX(2D)で見るとすばらしい、という記事を読んで、それなら「ホビット」はIMAX 3Dで見なければ!と思い、109シネマズ箕面まで見に行きました。関西でその上映方式で見られるところは、ここしかないんです。なんとかデーなどの割引はなく、少々お高い料金ですが、一度見てみようと。
同時刻に上映開始の「大奥」では女子が大層並んでおりました。以前の「ロード・オブ・ザ・リング」はオーランド・ブルームなど美形もいましたが、今度の「ホビット」の主役はドワーフだし、ムサイ感じですよね。よほど指輪物語好きでないと、女子は集まりませんなあ。しかし、トーリン王子役のリチャード・アーミティッジは、とても格好良くて、これからの映画作品に欠かせない役者となるでしょう。やっぱりイギリス俳優はええなあ。
オープニングからかなりひきつけられます。栄えたドワーフの国が奪われていくところをビルボ・バギンス(今回の主役のホビット)が語ります。映像がすばらしかった。その後、ガンダルフのお誘い(というより半ば強引な決定)により、ビルボ宅にドワーフ集合となるあたりまでが、とてもおもしろかった。
しかし、後半はやや話がだれましたな。茶の魔法使いラダカストとハリネズミのシーンは、ハリネズミ好きにはたまらなかったのですが。白の魔法使いサルマンがラダカストをけなすあたりも、ぷふっときました。時々そういうシーンがあるんよね、このシリーズ。
またもや3部作で作るそうで、物語はこれから!というところで終わります。ウォーミングアップみたいでした。次作の公開までが開くから内容を忘れそう!上映時間は3時間近くあるので、座布団持参がよいかも。お尻が痛くなりました。
そうそう、IMAX 3Dについてですが、いろいろな予告編も見たところ、カラフルな映像なら一般の3Dよりもこの方式で見る方がすごくよいと思いました。「ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日」や「オズ はじまりの戦い」は、これで見るつもり。「ホビット」は後半は暗い映像が多いので、あんまりIMAXで見るよさが出てない感じがしました。
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