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2014年1月 1日 (水)

元旦に47RONIN

元旦に映画「47RONIN」を見てきました。忠臣蔵を元にした物語とのことで、どんな表現になるのか気になっていたんです。真田広之氏が出演するので、殺陣や武道に関することは、あまり外れた表現にはならないだろうし、ウルヴァリンを見て、日本観もだいぶ変わってきたのではないかなあ、と思いつつ。

全般的に美術に関しては日中韓が入り混じった表現で、見ていてかなり笑えるところもありましたが、そこは東アジアファンタジーと捉えればよいかな。色彩やデザインは凝っていて、見応えがあります。その甲冑は中国やん!その宴会風景も中国の飾りかたやし!そんな平原、日本には無いよ!障子の使い方がなんかへん!といったシーンもありますが、そこはファンタジーということで。しかし、ラストシーンが入り混じり表現過ぎて、いいシーンのはずなのに、集中できなかった。むむ。

アクションについては、やはり殺陣がええ感じでした。主役のキアヌ・リーブス氏以外は、日本人キャストで、その点が安心して見られる要素かも。吉良を討ち倒すあたりの侵入の仕方は、とっても日本的。その後は、キアヌ氏に妖女対決、真田氏に吉良討ち取りと、二つにシーンを分けて、海外受けと日本受けが分けてある感じがしました。天狗の里の試練のシーンは結構気に入ってます。

各役者も魅力満載で、浅野忠信氏演じる吉良がこってり悪役です。柴崎コウ氏の姫はあまり台詞はありませんでしたが、美しさが際立っていました。菊地凛子氏の妖女の表現も良くて、毒蜘蛛を放つシーンは逸品。パンフレットに全然紹介がなかったけど、安野役の羽田昌義氏もいい味だしてました。時代劇でもっと見たいな。

さて、一番気になるストーリーですが、忠臣蔵を意識して見ると全然内容が違うので、そこは期待せず、別物と思って見ましょう。武士道の精神に近づいてもらうために、日本人以外でも共通に持つ意識、自己犠牲の概念、正義や名誉といったものに置き換えて表現しています。切腹がどういう意味を持つのか、ちょっと説明くさい台詞でしたが、丁寧に表現していたと思います。

そういえばエンターテイメントの分野で、日本自体が日本の精神世界や文化をあまり世界に発信していないなあ、と思いました。外国の目から見たほうが違いが表現しやすいとは思いますが、もっと踏み込んでいってもいいかも。

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