リマスタリングされた「クラッシャージョウ」音楽篇
近年、映画「クラッシャージョウ」が劇場で再上映されています。期限が限られているため、見に行く気満々でサントラを聴きなおしてみたら、音質がイマイチ・・・。「カウボーイビバップ」のサントラを一度聞いてしまうと、かつてのアナログ録音が物足りなくなってきます。「クラッシャージョウ」のサントラはオーケストラで演奏されるすばらしい曲の数々だし、リマスタリングしてくれないかなー、と長らく思っていました。
そしてついに! リマスタリングされたアルバムが9/9に発売!
アニメーション映画『クラッシャージョウ』のサウンド・トラックと交響組曲編が2020年最新リマスタリングでCDが9月9日タワーレコード限定発売|前田憲男
(2020年08月25日 12:00)
タワーレコード限定発売のため、久々に店頭に予約に行きました。タワレコ行くのん何年ぶりやろ・・・。
そして、本日入手!
「クラッシャージョウ音楽篇+5」
おおお、ピクチャーディスク!
映画のサントラは音楽篇にあたるのですが、なぜリマスタリング版は「音楽篇+5」というアルバム名になっているのか。それは「クラッシャージョウ スーパーコレクション」というCDアルバムがかつてあったからでしょう。
なんべんも聴いたスーパーコレクション
こちらには音楽篇に未発表曲が5曲追加で収録されておりまして、リマスタリングを待ち焦がれていたファンなら、この5曲も含めて発売してもらわないとねー。
さて拝聴。
金管楽器の音の鋭さがすばらしい。西部劇のテーマ曲のような金管楽器と弦楽器がぐいぐい鳴り響く感じで、以前はこもったような音の印象が、かなりクリアになっています。低音はもっとどっしりしてほしかったけれど、アンプなどで調整できそうかな~。曲によって低音の響きがよいもの、いまひとつのものがあります。ピアノはちと残念な印象。ピアノは楽器自体や演奏者によって、音の響き方がずいぶん変わるもんね。
音楽にしても、印刷にしても、現物どおりに再現することは難しくて、特に昔はメディアの表現力の限界がありました。1983年の当時、いい音なのに、そのとおり再現できなくてもどかしかったんだろうなあ、と想像すると、涙しながら聴いていました。いま、いい音になってますよ~。実におなかいっぱい味わいました。やはりティンパニを趣味で鳴らしたいなあ。
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