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カテゴリー「建築」の23件の記事

2013年7月25日 (木)

阪急梅田駅の新と旧

阪急百貨店がリニューアルオープンしたり、グランフロント大阪がオープンしたり、梅田の景色がいろいろ変化しています。

阪急梅田駅の1階から2階へ向かうあたりも現在リニューアル工事中。

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写真の天井の左側が工事後、右側が工事前

現在の梅田駅の姿になったのが1973年。天井右側は70年代デザインですな。右側の照明部分は丸い穴の中にさらに同心円状の筒のようなものがあり、その奥に電球があります。70年代と21世紀が隣り合わせなんやなあ、と眺めていました。

以前、2階の改札あたりで、ばーさまに「梅田駅はどこですか?」と聞かれました。「ここですよ」と答えたら、「以前来た時とずいぶん変わりましたね」と話していました。しかし、昔の姿といえば、40年以上前の話。ばーさまの年齢なら、話は合うけど、よほど梅田に用事が無い他地域の人なんやなあ。

2013年3月10日 (日)

「茶室起こし絵図展」のお知らせ

大阪くらしの今昔館で思わぬ展覧会と講演会があるのを発見しました!行かねば!

「重要文化財 中井家伝来茶室起こし絵図展―江戸時代のペーパークラフト―」

日時:平成25年3月9日(土)~4月7日(日)
場所:大阪くらしの今昔館
観覧料:企画展のみ300円、企画展+常設展一般800円

講演会
「茶室と日本文化」
講師:熊倉功夫
日時:平成25年3月31日(日)13:30~15:00
会場:住まい情報センター 3階ホール
定員:200名(要事前申込、先着順)
参加費:無料
申込方法は、講演会紹介ページをご覧ください。インターネットまたは往復はがきでの申し込みです。

2013年2月22日 (金)

気合抜群、熊本城本丸御殿

旅の前の予習からかなり気になっていました、熊本城本丸御殿。絢爛豪華な部屋の写真がガイドブックでは大きく取り上げられていましたが、それに限らず全てがおもしろいし、建物内がかなり広い!佐賀城本丸歴史館も広かったけど、こちらも広い広い。

いろんな部屋が復元されていますが、大御台所がおもしろかった。武士がいた頃の台所は時代劇ドラマでチラッと見たぐらいで、そういえば全体像がどんなものかは知らないなあ、と気づきました。大御台所を眺めながら、当時を想像。そこの2階は予約制の本丸御膳を食べるところがあります。この御膳も気になるのよねえ。次回は友人と食べる気満々です。

随所に復元ではなく、当時のままの屏風絵も飾ってあり、間近で見られたのが良かったです。廊下の端のほうに展示してあるのがやや驚きでした。作品保護のためか照明はかなり暗いのですが、電気のない頃を考えてみると、この状態で見るのが当時のとおりかもしれませんね。当時なら部屋に飾るとは思いますが。

奥へ進んでいくと、豪華なお部屋「昭君之間」です。

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この部屋に招かれたら落ち着かないだろうな。絵も建具も素敵~。匠の技がいっぱい~。

熊本城サイトに本丸御殿大広間パノラマツアーというページがあり、そこで360度バーチャル画像で天井も含めて見られますので、そういうものを見ても酔わない人はぜひご覧ください。

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鎧兜がずらりと展示してありました。人が多くて、撮るのも大変。もっとじっくり見たかった。

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縁側に着くと、落ち着くわー。この軒の出具合も専門家が見たら興味深いんだろうな。

館内に熊本城おもてなし武将隊の演舞があるとのアナウンスがあったので、外へ行ってみる。

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記念撮影をしていて、順番待ちの列は減らない。

予定の時刻を過ぎても始まらないので、待っていた観客が聞いてみたら、演舞は無いとのこと。えー?アナウンスはデマですか~。打ち合わせはしておいてほしいなあ。のちほど、武将隊のブログには「謝罪文。」が出ておりました。

熊本城は広い

旅の前に大阪駅前第3ビル21階にある熊本県大阪事務所を訪ねて、熊本パンフをいろいろもらってきました。無料でもらえる冊子でもかなり情報が充実していて、本屋で売っているガイドブックよりも、こちらのほうが知りたい情報が載っているかも。るるぶFREE熊本市観光ガイドブックこの二冊で熊本市内をぷらっとするのにちょうどよい情報量です。

特に熊本市観光ガイドブックは、熊本城について詳しい地図や解説があり、予習に大いに役立ちました。熊本国際観光コンベンション協会のパンフレットのページから資料請求ができます。また、企画・制作している城野印刷のサイトにそのe-bookがあります。イベントなどの情報は古いのですが、熊本城自体の情報はさほど変更はないでしょうから、参考にできるしょう。姫路城で城内がえらい広いことは実感していましたが、熊本城も広いなあ。午後から16時半ぐらいまでしかまわれないので、天守閣と本丸御殿で時間いっぱいかな。

ティーハウスからてくてく歩いて市電の花畑町駅へもどり、

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清正公にご挨拶して、

行幸橋を渡って行幸坂を上ります。

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頬当御門の近くにはとても大きい木が!
写真右端中央にある白い四角がワゴン車です。

わくわく1dayパスを提示すると熊本城の入場料が2割引になります。
地下道のようなところを通っていくと、

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おお、熊本城!かっちょええー。

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天守閣の入り口側から見たところ

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周りには戦国武将姿のアニキがちらほら

熊本城おもてなし武将隊の人々で、やってきた観光客に挨拶をしたり、記念撮影をしたり。そういえば、地下道を通り抜けて来たところにいた坂本龍馬風の人が磯淵猛さんに似ていて笑えた。

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記念撮影スポットもありつつ、

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武将の顔出し記念撮影セットは、保育士さんがヤル気満々

天守閣に入るとひたすら上りながらお城関連物品の展示や映像を観覧。当時の屋形船の一部が展示してあって、おもしろかった。贅を尽くすってあんな感じなのね。

熊本城は市民ががんばって長年復元を手がけたおかげで、いまたくさん見学ができる建物があるのです。寄付をしてくれた人の名前を書いた板がびっちり展示してあります。

結構上って、一番上に到着。

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小天守閣。今回は眺めるだけね。

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本丸御殿大広間。後で行くよん。

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宇土櫓。城内で一番古くて重要文化財。時間足りるかなー。

2010年9月12日 (日)

Discover Japan 京都の100

あやうく放置プレイするところだった…。買って放ったらかしは、他にもよくあるけど、雑誌はさっさと読もうぜ、私。

Discover Japan (ディスカバー・ジャパン) 2010年 10月号 Discover Japan (ディスカバー・ジャパン) 2010年 10月号

販売元:エイ出版社
発売日:2010/09/06
Amazon.co.jpで詳細を確認する

京都を特集した本は、それはもうたくさんありすぎて、内容も擦れてきている感じがしますが、舞妓はん特集のページが一部袋とじなのが気になって購入。あ、他にも諸々惹かれる部分はありますよ。お面の綴じ込み付録も気になったな。

特集の始めが冷泉家の話だとか、御所の建築をすてきな写真で紹介だとか、舞妓さんの着物の着付けだとか。よくある京都本ではあまり採り上げないところをついているのがよろしおすな。舞妓さんの四季折々のかんざし、きれいですわ。

表に値段が全然出ていないお店、あれよう入らんねんな。そうゆうお店も紹介していたり。1万円あれば大満足のお店、って書いているけど、うーむ、そこまで消費できるほど裕福じゃないしなあ。まあ確かに、料理がおいしくて、店の雰囲気がいい、ともなると、それぐらいでも安い方なんだろうけど。

もっと庶民的な店も載っているし、お菓子やお茶も載っているけど、どれも食品の写真を同条件で撮って並べてあるので、比較しやすい。喫茶ソワレも、コーヒーだけ見たら普通のお店。

2010年7月10日 (土)

唐津城に上るにゃー

またもや予定が押しております。唐津城に行った後に乗る船の出発時刻は決まっているので、遅れるわけには行きません。ガンガン上って到着♪

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唐津城

今日は唐ワンくんは佐賀市内に出張中だそうで。あ、いつも唐津城にいるわけじゃありませんよ。結構あちこちで出没しています。とってもハードスケジュールです。

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上る途中の藤棚、良かったよなあ、と振り返ってみる。

5階分上って、一番上に到着。風が涼しいです。

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天守閣の中には、兜や鎧、刀、唐津焼などいろんなものが展示してあるのですが、どれもありのままのようで。もうちょっと磨いてもいいんじゃないでしょうか。じっくり見たかったけど、時間があまりないのね。私にとっては、城は急いで見るもんになってしまっているのでしょうか。エレベーター横の売店で、唐ワンくんのマスコットを買って、下りました。

さて、唐津城に上る前に、ものごっつう気になるけどスルーしてきたお迎えがありまして。

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あんなところに♪

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おおー、かわゆっす。

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ここのにゃんずは、お客歓迎みたいです。
ライダーさんになでなでされて気持ちよさそうにしてました。

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こんなに近づいても爆睡

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三匹楽しそう

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にゃんずと戯れたかったけど、次に急がなあかんねん・・・

唐津市内、街歩き

駅構内にある唐津駅観光案内所で地図などをもらって、駅のお店や土産物もちらっとチェックしてから、唐津市ふるさと会館アルピノへ。唐津駅の北側(曳山像のある方)へ出て、右方向へ進みます。1階入り口には、貸し自転車がありました。

1階がいわゆるお土産屋さん。食品、グッズ、いろいろあります。そのうち、気になったのが、唐ワンくんのマスコット唐津くんちの各曳山のピンバッヂ、そしてからつ戦隊エイヤーレンジャーのマスコット

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唐津キャラいろいろ♪

エイヤーレンジャー
ってなんぞいな?曳山のうち、四つが戦隊に選ばれていて、写真の赤いのは「そやんこつレッド」。アジの干物のマスコットも付いているのがポイント。他に「なんしよるとけブラック」「おおごとグリーン」「あやんこやんゴールド」というのがいるらしい。ネットで調べても、マスコットかお菓子を見かけた!という情報しかないんよねえ。一体なにもんなんでしょう?

1階は、まあ普通の土産物屋さんやな~と思ったけど、2階はヤバかった。唐津焼がいっぱい。今回の旅は観光メインなので、お買い物は控え目、焼き物は秋の旅に、と思っていましたが、この2階にはなかなかいいものが揃っておりまして、揺れましたわ。

アルピノを後にして、唐津駅近くの商店街辺りをぷらぷらしてみました。思っていたよりも、焼き物屋さんが多くて、結局全部見て回ってしまった。どの店も逸品揃いで、時間かけてしまいましたさ。ここの商店街は毎月第二土曜日は一割引セールをしているそうで、そこを狙って器を買いに来る人も多いとか。確かに、熱心に物色している人がいたなあ。

商店街裏手をぷらぷらしていると、気になる建物が。

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とても風情のある建物です。

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木造建築ですが、3階建て。

道側に廊下があって、ガラス張りの窓。当時はかなりオサレで注目を集める建物だったでしょう。崩れているので、瓦や漆喰の作りがよく見え、日本建築好きとしては、かなり気になるのでは。

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しかも隣の洋風建物とつながっているみたいです。

さて、お腹が空いたので、昼食。アルピノに置いてあったフリーペーパーに載っていた店に行ってみました。

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CENTRAL PARK 夜はクラブとして営業している模様

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このハンバーグランチを食べてみた。
トッピングやソースが選べます。チーズとトマトソースにしよう♪

中に入ったら、誰も居なくて、店員さんすら居ないような感じだった。サンホールぐらいの広さの中、一人ポツンと食べてましたが、思わぬ所で美味発見。店の見かけはクラブカフェですが、ちゃんとスープがお皿で出てきて、料理はレストランでした。団体さんでもいける広さですが、厨房の人が少ない(たぶん一人)ので、大勢で行くときは予約しておいた方がいいでしょう。

お腹も満たして、いそいそと唐津城へ向かいます。

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うなぎや 竹屋

旅館かと思いましたが、うなぎやさん。おばさま方団体がぞろぞろ出てきました。この建物は、登録有形文化財。ここも木造3階建てのようで、さっきの廃屋と同じく道側に廊下と窓があります。

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旧唐津銀行
手前の門には「唐津銀行協会唐津手形交換所」とあります。

もりもり歩いていくと、なんだか大きな物体が。

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児童公園らしからぬ立派な囲い

右手に見えるのが、時の太鼓で、仕掛け時計を復元。定刻には中から何かが出てくるらしい。って、あ、もうじき13時ではないか!

どおーん!

ビクーッ!

そない思っているうちに始まった。

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中から武士らしき人形と太鼓が登場。


デジカメの録画機能なので、音はしょぼいですが、実際は重低音鳴り響く太鼓の音です。ピヨピヨ鳴っているのは、近くの信号機の音。

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閉まっていると、荘厳な感じなんだけど。

2010年7月 9日 (金)

佐賀城本丸資料館を駆ける

がんがん歩いて、着いたのが閉館間際の17:45頃。

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大通り側にある入り口。資料館の西側

とりあえず、再現した本丸の建物だけでも眺めよう、と入っていった。

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佐賀城本丸資料館

ああ、かっちょええ建物や。中も見たい…、こそーっと入り口の障子を開けてみた。(夏の間は冷房をかけているので閉めている)

あ、開く。入っても良さげ?

こんにちは~、とボランティアスタッフの方は声を掛けてくれましたが、何となく視線は冷ややかだったような。そうさねえ、こんな閉館間際に来て見ようなんてさ。でも大阪から来ているの~。さくっと見るし~、と心の中で思いながら、城内見学。

以前BSのNHKで佐賀県を特集したときに、ここも紹介されていました。その時に、はなわさんが、廊下の雨戸を全部閉めるのにどれだけ時間がかかるか?というクイズが出題されて、ほとんどのゲストは具体的な数字を出してきたのに、中尾彬さんだけは「途中であきらめる」と断言。「俺、昔、家の雨戸を閉めさせられたけどさ、結構閉めるの大変だよ。あんなにあったら、はなわになんて無理」とも。実際その廊下を歩いてみたけど、相当長いよ、この廊下。慣れている人でも、雨戸を全部閉めるにはかなり体力が要りそうです。

そんな長い廊下の隣には、ずっと部屋が続いていまして、そこをぐるっと囲うように通って、続きの部屋へと行くうちに、私、ちゃんと出口まで戻れるんだろうか…、と不安になってきました。それぐらい広いんです。途中、全体図と再現している部分の模型が一緒になった展示を見て、うわー、広すぎ、と思いました。当時、みんなきもの着て、この城内を行き来してたんよね。端っこの部屋にお遣い頼まれたら、イヤやなあ。

一番奥に当たる部屋が、一旦公民館として使われたものを移築していました。ここだけは新しく作ったものではないので、柱がええ味出してました。やっぱり鴨居が低い。もうちょっとじっくり見たかったけど、もう閉館放送が流れているし、急ぐ~。今日は、こんなんばっかり。

早歩きで回っても、15分以上かかりました。一番奥から引き返す順路ですが、途中守衛さんに会ってしまった。すんません、出ますから~。最後に募金箱にちゃりちゃりんと投入して、ノートにちろっと書き込んで、退場。

2009年10月22日 (木)

またもや日本建築特集のCasa

またもやBRUTUS Casaから日本建築の基礎知識特集です。

Casa BRUTUS (カーサ・ブルータス) 2009年 11月号 [雑誌] Casa BRUTUS (カーサ・ブルータス) 2009年 11月号 [雑誌]

販売元:マガジンハウス
Amazon.co.jpで詳細を確認する

このシリーズ、おもしろく書いているけど、読み応えのある記事なんよね。

今回は「日本建築 美術・デザインの基礎知識。戦国デザイン編」と表紙にあるように、建築だけでなく、戦国時代のデザインを中心とした特集です。お城や兜、やきもの、屏風などなど。美術館にきれいに並べられている屏風や掛け軸、実際の所はどう使われていたのだろう?とか、なぜあんな目立つ兜があるの?とか、BRUTUSらしい視点で解説がされています。

私の大好きな陣羽織がたくさん載っていて、ご機嫌でござる♪ 陣羽織、カッコイイやん。あの大胆なデザイン、コートにしたらめっさええと思うねんけど。

掛け軸の表装について、丁寧に説明がされているのもいいですねえ。中心の絵に注目がいきがちですが、表装も奥が深いんです。


2009年10月 3日 (土)

関西のテラ!

本屋さんでがっつり吸い寄せられてしまいました・・・。

 関西の寺 関西の寺
販売元:セブンアンドワイ
セブンアンドワイで詳細を確認する

エルマガジンのムックで、「目覚めよ仏欲!隠れた宝寺、教えます。関西の寺」というタイトルが付いています。

メジャーなお寺はほぼ載っていなくて、関西の真ん中以外のお寺が集められています。撮り下ろし写真満載で、パラパラッと見ているだけでも、お寺に行った気分が味わえます。

やはりエルマガらしく、独自の視点で取材してますわ~。仏像・ランドスケープ・建築・庭といった分類は、今までにもよくありますが、アート・テーマパークといった見方がええねえ。

大阪の四天王寺に行って、境内の地図を眺めたときに、お寺って昔のテーマパークちゃうん?と思いました。今みたいに娯楽施設がなーんにも無いし、寺か神社かお祭りぐらいしか楽しみがなかったでしょう。特に四天王寺は見るところがいろいろあって、ぷらーんと見て回るだけでも半日は楽しめそう。

このムックに紹介された奈良の壺阪寺、非常に気になります。石像が大から小までたくさんある模様。

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