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カテゴリー「文化・芸術」の164件の記事

2022年6月 6日 (月)

楽器資料館が閉まる前に

楽器職人の友人がSNSに、何やら外部には内緒で、大阪音楽大学の楽器資料館が無くなって、楽器資料が廃棄されるらしいという投稿まとめサイトのリンクをシェアしていました。まとめサイトのため、情報は確かかどうかわかりませんが、楽器資料館は以前からずっと気になりつつ、さっぱり行っていないところで、全く見ずに閉められては困る!

そのまとめサイトを見た翌日には、大阪音楽大学のサイトのお知らせに、楽器資料館に関するお知らせが掲載されていました。
「K号館3階フロア改修について」(2022年5月30日)
注記:K号館3階フロアに楽器資料館があります。

学生数が予測より大幅に増えて教室が足りなくなったため、楽器資料館のスペースを利用するそうで、6/19(日)から改修のため閉館。気になる資料の楽器の数々については以下のとおり記載されています。

収蔵楽器については、西洋楽器、和楽器は全て学内のリニューアルした楽器資料館で継承します。民族楽器は、教学上必要なものは学内教室に移管し活用しますが、スペース・設備等の関連で維持が困難なものについては、これまで本学が蓄積してきた文化財をより公益に資するために、またできれば本学の学生、教職員も利用できるように、一括してしかるべき機関に移譲すべく調整を行っています。移譲先の調整が整うまでは学内で保管し、可能な限り学生や教職員が利用できるよう利便を図りたいと考えています。

民族楽器はやはり廃棄の危機的状況にあったことがうかがえますな。外部に情報が漏れなければ、こっそり捨てられていたかもしれない。

大学関係者は平日どの日でも見学できますが、学外の人は一般公開日に事前にオンラインで予約しないと見られません。いままでは月曜日と土曜日のみでしたが、閉館間際の週は連日公開しています。詳細は音大サイトの「観覧について」をご参照ください。各回の募集人数が5名と少数のため、行きたい方は早めに予約しましょう。

さて、早速予約して、見学してきました。

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敷地入口からすぐK号館が見えます。
守衛さんは居なかったので、そのままK号館へ入って1階の受付に聞くと、楽器資料館の受付ではなく、直接3階へ行ってくださいとのこと。

3階エレベーターから楽器資料館の部屋までの廊下も音楽家の胸像や大学をつくった方々の資料展示があって、なかなか進めない!となりがパイプオルガンの実習教室で、そこから聞こえる曲も気になってさらに進めません。

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ようやく部屋の中に入ると、入口すぐが邦楽楽器の展示!

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入り口付近に雅楽の楽器があり、初めて見る「一曲」に使うでんでん太鼓の原型楽器や、豪華な筝の鑑賞で20分ぐらい過ごしてしまった。見渡すとえらいたくさん楽器があって、午前中に見終わるかしら…。

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邦楽楽器は水野佐平氏のコレクションの寄贈がたくさんあり、特に筝が大量に並べられていて圧巻!

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蒔絵やべっ甲など装飾が施された美しい筝なんて、今まで美術館の展示でも見たことがありません。

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琵琶も尺八もたくさん。今まで見た数と同じぐらいいっぺんに見てしもたかも。

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三味線のケース内がお守り資料館にもなっていました。

邦楽楽器の展示室の次は、弦楽器の展示。サントリー弦楽器コレクションの寄贈品の数々で、こちらも見ごたえがあります。

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ヴィオラ・ダモーレは共鳴弦もあって、調弦が大変そう。そしてネック部分に頭の彫刻があるのですが、なぜ目隠し…。

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ヴィオラ・ダガンバの量感と美しい彫刻。

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子ども用の小さいバイオリンとか。

だいぶお腹いっぱいになってきたところに、とても展示密度の高い民族楽器の展示!

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もう展示というより倉庫…

民族楽器が廃棄されそうな危機という意味がうっすらわかってきました。雑多にありすぎて整理がつかず、あまり評価されて無いのかな…。展示してあるものはどれも気になる楽器ばかりです。初めて見るものも多数。情報量たくさんで、脳が追いつきません!

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プサルテリウム

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蛇みたいなものはセルパン

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民族楽器おもしろすぎるわ。身近にあるものをそれぞれに工夫して楽器に作り上げる、その発想や創造性がすばらしい。なんとも多様な世界。

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大型の弦楽器に発展したり。

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ササンドには感動しました。竹筒とヤシの葉でこんな美しい形を作り上げるなんて。どのように演奏して、どんな音がするのかなあ。

とても素敵な楽器でいっぱいの楽器資料館でした。豊中市と共同で別に楽器資料館作ってもいいんじゃないかなあ。これからの多文化共生社会の学習資料としても、かなりいいと思います。


2022年6月 4日 (土)

久しぶりの吉田山大茶会開催

新型コロナの影響で2年中止になっていた吉田山大茶会。今年は出展数を少なくして、久しぶりの開催となりました。
第11回吉田山大茶会(岩茶房)
岩茶房のサイトにある出展一覧を見たところ、出展数27。コロナ前は44でしたから、大幅に少なくなり、中国茶の出展がほとんどです。年々世界のお茶や食、雑貨が集まる会になっていましたが、今年は原点に戻ったかのような。

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開始10時より20分ぐらい早く着きましたが、すでに茶席の予約待ちの長蛇の列が見られたり、早々にお茶を買っている人もいました。何度も来ている人で茶席お目当ての人は、朝一に会場入りして、片っ端から予約を入れるそうです。お茶席はほとんど中国茶。いろいろお茶を飲み比べたい人にはお茶席巡りがよいですね。

私のお目当ては、日本の紅茶や緑茶のため、今回はあまり見るところが無かった。地紅茶サミットでおなじみの小さい磁器製の試飲カップにひもをつけて持参しました。これがなかなか便利。試飲でカップにいれたお茶が配られるのを待つことなく、店の人にマイカップを差し出すと、すぐにいれてもらえます。ひもでカップは手首にぶら下げられるし、お会計時にカップの所在に困らず便利。

1日目に行きましたが、とにかく日差しが暑かった…。帽子かぶってくるべきだった。

お買い上げは、熊本のお茶カジハラの紅茶(在来、べにふうき)、静岡のマルヒ製茶の紅茶(さやまかおり、いづみ)、福岡のお茶の千代乃園の紅茶(香駿)、東京の青鶴茶舗の緑茶(知覧のせいめい、佐川の蒼風)、心樹庵の中国緑茶お試し10種セット。

2022年3月20日 (日)

SとN 最終号発刊

佐賀と長崎の地域紹介・観光マガジンの「SとN」。最新号の6号がついこの間発刊したと知り、ちょうど用事で平日出かけるので、大阪駅前第1ビルにある佐賀県関西・中京事務所にぷらっと寄ってきました。
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コロナの影響もあってもう3年佐賀に行っていない。ひなまつりの時期に行こうと思っていましたが、感染者急増。全く無理な様子のため見送りました。いつ行ったらいいんだろう…。

そしてその「SとN」を大阪・十三にある日本茶の茶飲み屋「茶淹」に届けてきました。初刊から毎回届けておりますので、全刊読むことができます。ぜひ奥の座敷でまったり読みふけってくださいませ。「SとN」はデジタルブックで5号まで読むこともできます。
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隣の「トゥシェ・ドゥ・ボア」にてケーキを買って茶淹に持ち込むこともできますよ。カウンターにてワンドリンクご注文くださいませ。

帰りには茶淹近くの商店街にある八百屋のまえだにて、佐賀県産のいちごさんも購入。おいしゅうございました。

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佐賀尽くしなひとときを過ごして、家で「SとN」を読んでみたら、6号で最終とのこと。毎年どの場所が取り上げられるのか楽しみにしていましたが、もうそれも終わりなんですね。初刊は松浦鉄道に沿った紹介でしたが、今号はJR西九州線の開業にあわせて鉄道でつながる人・街の紹介でした。表紙のブラックモンブランは、チョココーティングが厚めでおいしいんですよー。九州北部と山口にしか売っていませんでしたが、このごろは関西のスーパーでもチラホラ見られることもあり、京大の購買部にも売っていました。

2021年8月31日 (火)

「ニッポン茶・チャ・CHA」展のお知らせ

「ニッポン茶・チャ・CHA」展が、国立国会図書館 関西館 閲覧室(地下1階)にて開催中。9/14(火)まで。
日本のお茶に関する本と雑誌約70点を、歴史、文化、産業・科学の切り口から紹介しているそうです。
緊急事態宣言が出ている中、見に行くのがためらわれますが、展示案内のウェブページ上で、展示解説資料や国立国会図書館デジタルコレクションのリンク資料などが閲覧できます。

日時:2021年 8月19日(木) ~9月14日(火) 9:00~18:00 ※日曜を除く
会場:国立国会図書館 関西館 閲覧室(地下1階)
参加費:無料(18歳未満の方は所定の手続きの上でご覧いただけます。)

なお、9/3開催の藤井孝夫氏(京都先端科学大学バイオ環境学部食農学科特任教授)による講演会「宇治茶のイノベーション ~嗜好の荒野を開拓した人たち~」はすでに受付を終了しています。

第28回関西館資料展示チラシ

2018年10月 7日 (日)

大阪駅で佐賀フェア

大阪駅で佐賀フェアを10/7(土)、8(日)に開催中。10/8は11時~17時開催です。
12時20分から、唐津の篠笛奏者、佐藤和哉さんの演奏もありますよ。

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物販いろいろ

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お買い上げ500円以上でブース毎に先着20数名ぐらいに佐賀みかんがもらえる抽選券がもらえます。

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鍋島様が見守る中、アンケートに答えて輪投げ大会
(鍋島様は土曜日のみ参加)

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輪投げが一つ以上入ると、壺侍ストラップがもらえます。

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嬉野のブースでは品評会出品茶の販売あり。30g500円。
伊万里のブースではお気にのお茶屋さんの紅茶がありました。
20g(ティーバッグ2gx10個)540円。

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お気にのSOY美EANは値引きあり。250円ですよ。

ゆるキャラも時々登場しています。唐ワンくんは、いつも人気です。唐津ブースでお買い物をすると、ユーリ!!! on ICEの袋に入れてもらえるらしい。


2018年10月 1日 (月)

地紅茶サミットinえひめ 催し物と試飲カップ申込受付中

10/27(土)、28(日)に愛媛県松山にて開催される「第17回全国地紅茶サミットinえひめ」

緑茶と違って、紅茶は茶市場では取引が無く、流通が限られているため、なかなかお茶屋さんやスーパーでは見かけないのですが、いま日本では600ヶ所以上で紅茶が生産されています。

地紅茶サミットでは、いろんな地域の日本の紅茶の試飲・販売があります。その試飲の際に使われる試飲カップは、使い捨ての紙やプラスチック容器ではなく、開催地あたりの焼き物で作られた試飲カップを購入して利用するのが、嬉野での開催以降、定番になってきています。

また、様々な講演会やティーパーティ、懇親会なども行われます。磯淵猛さんの講演会やティーパーティは毎回とても人気です。

9/25(火)から催し物の参加受付が始まり、10/1(月)から試飲カップの販売も始まりました。

催し物をちらーっと紹介しますと・・・

  • 紅茶研究家・磯淵 猛氏の基調講演
  • 磯淵猛氏による地紅茶を楽しむティーパーティー
  • 全国地紅茶サミット世話人会主催の活動報告会
  • 道後温泉ふなや 生産者等の懇親会(コース料理)
  • 磯淵猛氏と道後温泉ふなや久保田料理長による和食と和紅茶のコラボレーションを楽しむ
  • MIHO MUSEUM館長 熊倉 功夫氏の基調講演

などなど。

砥部焼の試飲カップは、お茶の葉の絵柄で、色は「みかん・みどり・青・赤・茶」から選べますが、各色の販売数が決まっているため、欲しい色はお早めにお申し込みを。

サミットの詳細や申込方法は、公式サイト「第17回全国地紅茶サミットinえひめ」にてご確認ください。

2018年9月23日 (日)

さが錦と鶴屋の丸房露

阪急百貨店うめだ本店で開催中の「秋の九州物産大会」。もちろん佐賀の物産もいろいろあります。全般的に毎度おなじみの販売店が並んでいる印象でしたが、「シュガーロードから広がった、九州のお菓子文化。」というサブテーマのもとに、他の九州物産展では見かけない、佐賀のお菓子メーカーが来ていましたよ!

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村岡屋のさが錦! 竿で買いたかったけど、個別包装タイプのみでした。抹茶味もあります。
ブースのおねえさんと切れ端パックの話で盛り上がりました。佐賀で何らかのイベント開催時には増産するため、その分切れ端パックも発生しやすいとのことです。

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鶴屋の丸房露! 丸房露のためのアイスクリームも売っていました。
丸ぼうろと言えば、北島が有名ですが、鶴屋のもおいしいのよね~。

村岡屋で買うときに、前のお客のおじさまが大量に買っていて、支払い終えて包装に入ったら、「となり見てくるし、やっといて」と白玉饅頭「元祖吉野屋」を物色していました。佐賀県関係者かな。

9/24(月祝)には、唐津の篠笛奏者、佐藤和哉さんの演奏もあります。午後3時30分と午後5時の2回公演です。

波佐見焼と東彼杵のお茶

阪急百貨店うめだ本店9階にて、「秋の九州物産大会」開催中。9/25(火)18時まで。
食品と工芸品のブースは離れたブロックにありますが、波佐見焼のブースに東彼杵(ひがしそのぎ)のお茶販売もありました。チラシには載っていなくて、現地に行かないとわかりません。

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東彼杵のお茶農家6件が「sonogitea」というブランドで、海外に売り出しています。

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東彼杵は長崎県で、佐賀嬉野の西隣あたりにあります。

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ブースでは東坂さんが呈茶してくれました。

各農家のお茶が販売されていますが、一番いい商品のみ持ってきたとのこと。品評会に入賞している農家さんのお茶など逸品揃い。どれも100g入りで1800円ぐらいでした。100gではなく、50gなら買いやすいんだけどなあ。

波佐見には2回ぐらい行ったことがある、という話の中で、「炎の博覧会」を言っても通じなかった・・・。若い人には、1996年開催の頃は、記憶に無いかな-。

2018年6月 9日 (土)

鍋島焼現代の匠展

6/7(木)~12(火)11~19時(最終日は15時まで)、大阪梅田の芝田町画廊にて「鍋島焼現代の匠展」が開催されています。阪急梅田駅から済生会病院に向かう途中ぐらいにあります。

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佐賀県の 関西・中京事務所の紹介で知って初めて行ったときは、すばらしい作品がお手頃価格から買えることに衝撃を受けました。毎年1回このぐらいの時期に開催していて、他県から買いに来る人もいるぐらい人気。

虎仙窯、光山窯、冬山窯の伝統工芸士3人とそれぞれの若手の作品も揃っています。初日の夕方に行ったら、既に売約済の品々もありました。展示数が多く、緻密な作品もたくさんあり、見応えがあります。在廊している作家さん達のお話もおもしろく、あっという間に時間が過ぎます。

初日は光山窯の若手作品を二つ購入。しばらく販売の修行を積んで帰ってきたところだそうです。

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同じ柄で伝統工芸士の描いた作品もありました。

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たくさんの作品と素敵なお話に気を取られて、すっかり買いそびれていた青木陶房の作品を翌日に購入。虎仙窯の青木さんの息子さんの作品です。今年5月に青木陶房を開窯されたとのことで、東京、神奈川、萩のお店にも作品を置いているそうです。ろくろ達人のすばらしい造形と、涼しげな青い作品が特徴です。

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二日目に行ったら、光山窯のガッツリ絵付けの重箱が売れたところを目撃いたしました。他にもずいぶんたくさんお買い上げでした。いいものやお手頃価格のものはすぐに売れてしまうので、気になる方は、早めに行きましょう。

2018年5月 1日 (火)

ながさき幕末維新館で記念撮影

ピーチくん事件のせいですっかり予定が狂って、この日まともに鑑賞できたのは「ながさき幕末維新館」だけ。偉人モニュメントラリーをするつもりだったのになあ。

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ながさき幕末維新館は佐賀玉屋の建物にあります。入場無料。

18時半まで開いているところでよかった。中はこじんまりとした展示ですが、なかなか密度が濃いです。上野彦馬という化学者であり写真家でもある方が長崎の幕末期を紹介する映像があります。鎖国時の長崎警護と上野さんの写真の話が中心です。3回ぐらい見たくなる内容で、歴史がほどよくまとめられていました。

まわりの展示物は映像の内容とほぼ同じです。展示を見ていると、スタッフさんのお役目か、「どちらから来ましたか?」と声をかけられました。ここで「大阪です」と言うと、まあ遠くからと言われるのですが、さらに「実は佐賀に通い始めて20年以上なんです」と言うと、もうガッツリ佐賀話で盛り上がるのです。いつもどおりスタッフさんに捕まって長話モード。バルーンの話で花が咲く。

長話もそこそこに、記念撮影を進められてやってみました。上野さんが撮った歴史的な写真と自分が合成される記念撮影で、なかなかおもしろい。撮った画像はサーバーにアップロードされ、そのアドレスを示したQRコードが会場の画面に表示されます。それを素早く読み取って、自分のスマートフォンにダウンロード。画像サイズ大きめです。



(2018年3月24日訪問)

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