有田陶器市のキャラクター・ありたんが阪神にやってくるなら、もちろん会いに行かねば。
14時過ぎに会場に着くと、碗琴演奏が始まっていました。有田焼の器を使って音楽を奏でています。茶碗や丼鉢での演奏の後、器を太鼓に見立てた演奏にうつっていました。

左側の皿を裏返したようなものがシンバルの役目で、
右側が大きさの異なる太鼓という感じ。
音の響きは、お寺でお経を唱えるときに置いて使う鐘・磬子(けいす)みたいな感じ。

再びお茶碗や丼鉢での演奏へ。
透き通るようなきれいな音色です。音色も気になるけど、絵付けも気になった。

オカリナは元々焼き物ですが、他に横笛やカスタネットも作成。
演奏の合間のトークもおもしろくて、最後に「他の地域の人は遠慮するんだけど、大阪のお客さんは断ることなくこの楽器を叩いてくる」と言っていました。大阪人はやりたがりですからねえ。後の回では、実際にみなさんと演奏してみる時間を設けるとか。
八戸窯のお姉さまに聞いてみると、有田の焼き物イベントにはよく登場する方だそうです。コツは叩くときに器に当てて止めるのではなく、弾くように叩くこと。止めると割れるのです。当人は歌うように叩いていますよ、とは言っていますが、結構練習しないときれいな演奏にはならないよねえ。
さて、演奏が終わってしばらくすると、ありたん登場です。

ありたん大きいなあ、ん?この司会のお姉さん、誰かに似ているような…。

司会「ありたん、格好いいポーズは?」
と言われてとったのがこのポーズ。うーむ。
じゃんけん大会では、ありたんの体全体を使って表現したグーチョキパーで勝負。子どもだけでなく、大人も参加可。じゃんけんに勝つと、ありたんのオリジナルストラップがもらえます。着々とお客が勝っていくのですが、中には負ける人も。
そこですかさず司会のお姉さん。
司会「お客さんはパーですね、ありたんは何を出したのかなー?」
と言うのを聞いて、ありたんはじわじわ~とグーのポーズに変えていくのです。そう、必ずお客さんが勝つ段取りになってるんですねえ。そしてめでたく私もありたんストラップを手に入れました。わーい。

後姿を見てみると、
頭の器は髪型ではなく、被りもんと判明。
パフォーマンスがあると、いつもは地味ーな陶磁器販売も華やかになりますな。特に大阪は人が寄ってきて、じゃあ器もちょっと見ていこうか、となるもん。
結局、8/2~4にかけて会場を眺めて、気になった器を4点買いました。
「琳泉窯」でお皿を2枚、道雪窯でマグカップと角皿。
琳泉窯は絵付けがすてき~。他にも気になる絵柄はあったけど、今回は2枚にとどめました。道雪窯は、蛸唐草の柄が好きなので、やはり何か買っておきたいところ。亀甲紋か化学式かのような絵柄も面白くて購入。佐賀旅ではあまり散財しなかったため、ここで財布のひもがゆるみましたさ。
そんな佐賀の器で夕食♪

手前のお皿2枚が琳泉窯
マグカップと角皿が道雪窯
奥の小鉢は深川製磁
お茶碗は口福なお茶漬け碗(桜柄)
ご飯はさがびよりです。穀米と炊いてます。

サラダてんこ盛りのお皿の絵柄はこんな感じ。
なんだかとっても佐賀まつりな1週間でした☆
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